2011年12月30日金曜日

目から鱗のダイコン間引き

イラストでわかる 有機自給菜園」という書籍をぶらりと立ち寄った有隣堂で購入して,読んでいるとダイコンの間引きに目が留まった.
(1)最初の間引きでは,子葉が畝に対して直角になっているものを引き抜く
(2)二回目の間引きは,三本立ちから1本立ちに間引くが,元気のよいものを引き抜く.
とある.(1)は子葉と同じ向きに根が伸びるので,畝方向に根を伸ばすためだ,ということ.(2)は元気がよいものは,根がまっすぐに伸びてない可能性が高い,とのこと.どうりで我が家のダイコンで一番威勢の良かったものが先割れしてたわけだ,と納得した.

この本,ひとつひとつの野菜について割いているページはたかだか2ページだが,有用な方法がたくさん述べられている.著者の金子美登氏は,霜里農場を経営する埼玉県小川町議員.

http://www.shimosato-farm.com/

あまり根拠はないが,苦労のあとが偲ばれて知恵がたくさん詰まっている本である気がした.1971年から有機無農薬栽培を目指してきた,という著者の心意気に賛同.

2011年12月27日火曜日

ナメクジ,再々来.

「悔しい」の一言に尽きる.
一番大きく育った,と思い込んでいたダイコン,耐病総太り.土との境界あたりに実はナメクジの食い荒らした穴があったのに気がつかなかった.穴自体は小さかったので,大丈夫かな,と思いきや.

切ってみると,「最悪...」の状況.中は食い荒らされたか,はたまた沁み込んだ水で腐ったか,ともかくほとんど食べるところがない.残念至極.
今回の反省は,大きく育ってから,恐らく水をやりすぎたのではないか,ということである.近辺の畑でもダイコンをたくさん作っているが,水を与えている気配はなく,畑の土は常に乾燥しているようなので,きっと水をやりすぎたためにナメクジの繁殖を招いたと考えられる.
ナメクジ撃退を次のテーマにしていきたい.

2011年12月18日日曜日

ナメクジ,再び.

再び,ダイコンの収穫である.
一番手前のやや細めのものを抜いてみた.「うまく出来たか」と期待したが,またもやナメクジの野郎の餌食になっている.今回はわずかだが,ちょうど畑の土の境界面あたりにナメクジ害の痕を発見した.しかし,食べるには何の問題もない.
ダイコンとアサツキは,このあと冷やしうどんのための,薬味として大根おろし,刻みネギとして供された.アサツキは2回目の収穫だが,いまひとつ元気ないし,薬味としてはあっさりしすぎており,パンチが効いてない.

今日は,そのあと野菜プランターの土をひっくり返して,篩にかける作業を行った.薪ストーブで出来た純粋な灰を貯め置いてある土と混ぜる作業も行った.薪ストーブで暖をとる我が家でこれから毎日出る,大量の灰.貰ってくれる人がいれば喜んで差し上げるのだが,我が家の狭い土地には多すぎる量である.

2011年12月11日日曜日

第2弾冬野菜,その後

ダイコンは1本,昨日試しに食べてみたわけだが,それ以外の野菜たちはというと,以下のように,成長はうんと遅い.
 エンドウ豆は,10cmの高さくらいまでは耐寒性が高いということだが,そのとおりですくすくと育っている模様.1本風で折れてしまっていることが残念だったけれども,予備に育てたポット苗があるので,後ほど入れ替えることにする.


ベランダ下の,ホウレンソウ,小松菜はといえば生育はいまひとつ.ホウレンソウは根元の胚軸を埋めないと倒れやすくなる,と書かれているがその通りに先週してみたところ,真ん中の畝のホウレンソウは,やや元気を取り戻した感がある.


プランタに植えた,ホウレンソウ(手前),シュンギク(奥)はいまひとつの成長.とくにシュンギクは成長と言う以前に発芽率が非常に悪いように思われる.日光に当たるように蒔くべき種をやや土に埋める感じで植えてしまったことが原因かもしれない.

ダイコンの手前には,ここにもホウレンソウ

右畝がホウレンソウ,左畝はコマツナ

夏野菜の終焉

バジル,シシトウは7月から11月末までの間,ずっとその葉や実を実らせてくれて食卓を彩ってくれた.しかし,ここ数日の寒波はこたえたらしく,バジルの葉は冷温で枯れてしまい,シシトウの実もなってはいるものの,全く大きく成長してくれないので,ここは潔くあきらめて,引き抜いて終わりを告げることにした.



引き抜いたバジルからは,種がとれるので,穂先だけ乾かすためにベランダに放置する.9月から徐々に引き抜いて保管してあるバジルの穂先をあわせると恐らく数百から千を超える種が得られると思われるので,三代目のバジルは来年,近所にも配る予定.


2011年12月10日土曜日

冬野菜の収穫、大根

九月に植えた大根は、90日ほど経過して食べられるようになったはずだと確信し、本日まずは1本を収穫。ナメクジの害にやられていたものをまずは試しに抜いてみた。 

抜いた大根を生で食べてみると、美味!全く、「えぐみ」もなく甘い。前回は、収穫時期が分からず、「す」が立ってしまっていたが、今回はばっちり。全くの無農薬有機野菜である。収穫した大根は本日、大根おろしと、イカ大根となって胃の中に収まった。コンポストで作った、生ゴミ堆肥が、土となり、それが野菜となり、さらに私たちの胃の中に収まるというサイクルがようやく一周した感がある。

2011年12月4日日曜日

土作り

お決まりの土作りを行う.生ゴミ堆肥バケツに溜まった発酵生ゴミを,ストックしてある土と混ぜる.やはり気温が低くなってきて生ゴミの発酵はいまひとつ進んでない.これが夏ではかなり酸っぱい匂いをかぐわせながら,下の方はもう相当発酵が進んでいたが,ほとんど原型をとどめるような具合.
やや大目の土を混ぜて,土嚢袋2つに分けて保管することにする.