2013春夏にむけて,下準備の開始である.やらないといけないことは山盛りで時間が足りない.反省材料を持ちつつ,生ゴミ堆肥による輪作制限打破にむけて実験である.
少量多品種.ちょこっとずつ作るとタネはもったいないが,実際一気に出来てしまっても全く食べる方が追いつかないこともだんだん分かってきたので,少々の無駄は気にせずに少量多品種を進めてみる.
まずは冬野菜の収穫を終えた畑の耕起.pH調整のための苦土石灰投入.これに貝石灰や薪ストーブで出た草木灰を交えておく.続いて腐葉土の投入.
ここで昨年来の疑問であった,「売ってる腐葉土は本当に腐葉土か?」を調べる.昨年,タネからナス,トマトやその他の野菜を育ててみたが,ナスは全滅.「苗床には腐葉土を細かくしたものを敷き詰め,そこにタネを植えて,云々」を鵜呑みにしたが,投入した腐葉土は水持ちが著しく悪く,ぱさっぱさの状態に陥ってしまって,どうにも変だと思い結局,土と細かく砕いた腐葉土を混ぜた土をつくって,再度そこにタネを植え付けた.
web情報では,店で売っている腐葉土は,ホンモノの腐葉土ではなく,「堆肥」と書いてあり,さらに「バーク堆肥」などと書いてある.バーク堆肥は枯れ葉と米ぬかなどで作った物ではなく,樹木の皮を使ったものとある.そして,同じように疑問に思った人もいたようで同様の質問を投げかけているのも知った.結果からいうとバーク堆肥は腐葉土とは似て入るが同じモノではない,ということだけはわかった.
そうかといって,腐葉土をこれから作っていたのでは2年先まで野菜を作れないので,ひとまず畑には保水性をあげるためと,野菜の骨格づくりのために腐葉土を投入しておく.蒔いた量はだいたい,袋に書いてあるとおり.
1袋は残して,苗床/ポット苗床にするために温存して来週の仕事にする.
次に生ゴミ堆肥の時間の経ったやつを取り出してきて,ふるいにかけて大きな形を粉砕する.このまま保管するものと,畑にまくものとを2袋作る.生ゴミの原型も残っている状態から,ふるいにかけると美しいふかふかの土と変わって行く.
残った大きめのガラは,プランターの水はけ用にプランター下に敷き詰める.このあと,翌週,元肥を混ぜた方がよい畝には元肥まきを行う予定.トマトには栄養過多になるのを避けるために今年は牛糞堆肥などはやらない.