2012年7月24日火曜日

トマトの防御

今朝は早起きして,少々の畑仕事.
トマトを狙うカラスやスズメ対策のために,三角コーナー用の不織布を大玉トマトにかけておいた.昨年もミニトマトには見向きもしないで,大きなトマトが熟れてきた頃を見計らって突かれるので,試しにやってみる.しかし農家のトマトはそんなことやっていられないのか,こうした対策は果物でもなければとってない.
ところで,カラスもスズメもどうして熟れてきたら分かるのか?とふと考えると,それは単純に色だということになるが,鳥類はヒトと異なり,4種の視覚細胞,錐体細胞を持っていることを知った.320nm-400nmの波長の光,近紫外線を識別できる,とのこと.鳥類はもっとも色鮮やかな世界に住んでいるらしい.
非破壊検査法で野菜の熟れ具合,腐り具合を調べる方法には紫外線をあてて,表皮の蛍光物質の有無を知る事ができる,とミカンの事例で存在し,野菜/果物では当たり前のよう.鳥類も反射光に含まれる紫外線を利用しているのか?興味深い.
ヒトでは,過去に2名,4色の錐体視覚細胞をもつ事例が報告されている.

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